バンドを維持するのに必要なのは…
「絆」ではございません。少年マンガじゃないんだから。
結局のところお互いに「メリット」があるかどうかだなーと、そんなことを考えてしまったんでこんなお題。
この一年、仕事関係でバタバタしてる間に、複数の友達のバンドが分裂?解散?みたいになりまして。
なにが原因かと聞くと、人間関係というか、もうアイツとはやってられない!みたいな理由で、言われたほうは今まではうまくやってきたのに何を今さら!みたいな状態で。まるで熟年離婚する夫婦のようですが笑
まあ、こうなってしまったらもうどうしようもない。時間が経ってお互いにわだかまりも消えて、ってとこまでいかない限りいっしょにやることはできないでしょう。まるで別れ話のようですが笑
で、思ったのが結局の結局のところ、友達だろうとなんだろうとお互いに「メリット」がないと関係が維持できないのだな、と。
ここでいう「メリット」は損得やお金のことではなく、いっしょにいて楽しいとか、同じ趣味を楽しめるとか、いっしょに酒が呑めるとか、そういうまあ、ポジティブなモノをお互いに与え合ってるのか?という話。仲が良いというのも一つですけど、やっぱりそれだけでは続けられない。
で、もうちょっと実務に踏み込むと「演奏が巧い」「パフォーマンスが巧い」「作曲ができる」「アレンジをまとめられる」「デザイン関係ができる」「客を呼べる」「グループ運営ができる」などなど、バンドに必要な要素をお互いに持ち寄れるというか、そういうことになってくると思うんですね。
と、いうか「絆」とか「信頼関係」ってのはそういうところを補い合うから生まれるわけで。
例えばめちゃくちゃ巧いけど性格合わないギタリストがいたとして、ほんとに巧いならそれを軸にある程度の信頼が生まれるだろうし、多少の性格の合わなさは少しずつ解消されるものだと思います。
で、まあ替えが利く程度の巧さだとメリットデメリットのバランスが崩れたときにお別れすることになるわけで。逆にギタリストが巧すぎた場合、バンド側が見切りをつけられることもあるし。
だらだら書いてきましたが、バンドをずっと続けたかったら自分が演奏して楽しい!だけでなく、メンバー皆が楽しめるような「何か」を与えることを考えないとダメだな、ということを思ってしまった訳です。
同じテンションや関係を保ち続けるには努力というか「与えること」というかイロイロ必要だなー、って夫婦みたいだな笑
うーん、自分はどうかなぁ?